風来記

侍モドキとバイクの放浪旅を綴ってます。

バイクとお花見大作戦

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「ほう…勿来の関は蝦夷の進行を防ぐために設けられたのか……。」

地元の名所ながら、今日まで訪れたことのなかった『勿来の関』を訪れていた。

勿来とは平安時代中期につけられた名だそうで、来るなかれという意味だそうだ…。

 

………。

 

はい、思いっきり外出しております。私。

ただ、勘違いしないでほしい。我ながら考えた末での行動だ。

コロナウイルスの感染確率は、人と人とが近づくほど上がる。だったらば、人に会わなければいいと考えた。

人の少ない平日を狙って出かけ、公園などをいちいち徒歩で探索したりなどせずに、昼飯も食わずに、バイクと付かず離れず、ヘルメットを外さないぞぐらいの気構えでいれば、花見もできるのではないかと。


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…まぁ、普段だったらここまで小難しいことは考えず、屋根の下でゴロゴロしている私なのだが。実は桜の写真は仕事につながる案件であったりもするので、こうして対策しつつ出てきてみたわけだ。

それにまぁ、やはり待ちに待った花なのだ。この眼に収めておきたい。

風が吹けばサラサラと散っていく山桜を浴びていると、ここで往く春を惜しんだ源義家の気持ちがよくわかった。

 

 

次、いわき駅近くの、松ヶ丘公園。

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ここも、風が吹けばたちまち桜吹雪が巻き起こるほど、その晴れ姿を終いにしようとしているところだった。子供たちが花びらに包まれ、声を上げている。…大丈夫なんだろうか??

 

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明治の奥の細道こと巡礼日記を記した天田五郎の庵があった。

明治25年春、京都・清水寺に上る産寧坂に庵を結ぶ。明治26年、西国33ヶ所巡礼の旅に出る。………なんでここに像があるんだ??

 

「すごいバイクですねぇ~どこの?」

なんて、おじさまが話しかけてくる。うれしいが、いかんいかん。今日は、人と会わない日なのだ。

松ヶ丘公園を脱出し、国道49号を西へ向かう。

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1時間以上かけて、地元いわきでは割と有名な小野の夏井川千本桜へたどり着いた。

が、

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(´・ω・`)

まぁ、そうだよね。ここに来る途中の峠道、めっちゃ寒かったもん。仕方ないよね、ちゃんと調べてから来なかったのが悪いんだもんね。体凍わせてここまで来て、この結果なのも自己責任だよね、うん。

 

まぁ、さすがにこれ以上山へ向かっても悲しい結果になることは見えていたので、ここらで帰宅するとする。腹も減った。祖母の作ってくれる、焼肉定食が食べたい。

 

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でも割と、走りながら花見というのも楽しかったな。そう思わないかい? 相棒。

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