風来記

侍モドキとバイクの放浪旅を綴ってます。

朱色の姫君

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「ケータハムのスーパー7。軽量なのに2,000㏄あってね。これでサーキット走るんだけど、強烈だよぉ~。」

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栃木入りする直前に寄ったガソリンスタンドで、日本に7台しかないというプレミアム車両とまさかの出会いを果たす。店長と思しきおじさんはかなりの乗り物好きらしく、ロケットⅢを見て一声かけてくれたのだ。

正直、田舎で人気の少ないガソリンスタンドでこんなものを見れるとは思わなかった。めぐり逢いとは面白いものである…。

 

 

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土浦方面から栃木へ入ると、初日に緑の森博物館でオススメしていただいた、佐野ラーメンが食べられる佐野市の看板がすぐ目に入ってくる。

だが土浦親戚宅で胃袋を満たさせていただいてからの出発だったので、今日はスルー。代わりに、一昨晩教えていただいた『織姫神社』へ向かうことにした。

 

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古代から東大寺や伊勢宮に織物を納めるなど、機業地としての伝統を持つ足利に鎮座する織姫神社。社殿は明治12年に建立されたそうだが、翌年に焼失。今日目にしているものは昭和12年にまた建てたものだそうだ。

織物だから織姫。ストレートで洒落た綺麗な名前である。

 

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ここの特徴は、社殿はもちろん石段の手すりにまで彩色された美しい朱色。まるで昨年あたりにでもできたんじゃないかと思えてしまう明るさを帯びている。

 

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もう一つの特徴は、七色に彩られたいくつもの鳥居。

織姫といえば切な美しい七夕伝説。無論ここは産業振興だけでなく縁結びの神社としても知られており、紫はよき経営と、青はよき人生と縁結びされるように…といったように、色に応じて7つのご神徳を表すようになっている。

 

 

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足利の街並みがよく見える。これなら神様も見守りやすいというものだ。

日暮れのお伺いだったが、長い石段があるゆえ階段トレーニングをしている年配の方々や、追いかけっこをしている子供たちを見かけた。さすが、地元の人々との縁結びは盤石なようである。

 

嗚呼、織姫様。私にもいい縁を授けてくださいな。恋人…とまではいかなくともいいです、この旅でいい出逢いを………。

下心見え見えでダメか?

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