風来記

侍モドキとバイクの放浪旅を綴ってます。

パンチキックカシス

ホテルのビュッフェでも働いたりして、余り物をもらえるようになったので。

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ちょくちょく欲張ってしまう。

 

 

 

ナベさんにオススメされた、ラーメン屋『JFX』

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こちらでは見ることも叶わないと思っていた、家系ラーメン。でもサウスポートで、ちと遠い。

 

 

 

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それならばと、パシフィックフェアにある長浜ラーメン。

旨いし会員割引があるしで、即常連に。

 

 

 

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職場では、同じく余り物でデザートが食べられる。

 

 

 

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会社割引で2ドルで鑑賞できる映画館では、巨大ポップコーンとドリンクも半額

…と、

 

 

 

うん、このままじゃ太るわな。

 

 

運動しよ、運動。

 

 

早起きできた日は、自宅のバルコニーから出て川沿いで中国武術をしたりしているのだが。

せっかくオーストラリアに来たのだから、筋肉隆々な外人さんの多いこちらのジムに通ってみたい。

 

もともと、日本に居たときからMMAとか、キックボクシングのジムに興味はあったのだ。中国武術の教室でも散打(組手)はするが、ガンガン試合をしたりはしないから。

 

以前、スモークハウスで共に働いていたボウの誘いもあったし、サーファーズにあるジムへ申し込むことにした。

 

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キックボクシングのコーチはいないそうなので、ムエタイにしてみる。

中国武術を活かせるスポーツ…自由度の高い格闘技というと、名前の通り総合格闘技(MMA)を真っ先に思い浮かべた時代もあった。しかし一度体験をしてみたが、すぐに寝技の応酬になってしまって、コレジャナイ感が強かった。

純粋に立った状態で、拳と蹴りの打ち合い…ということでキックボクシングを所望していたのだが、ムエタイならさらにヒジとヒザも使えるし、それでもいいかと。

担当コーチに連絡をしてもらい、トレーニングの約束をとりつける。

 

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ジムは、フィットネス目的が2ndフロア、ボクシングなど格闘技目的が1stフロアとなっていた。

昼前だからか誰もいない。そんな静まり返った空間の奥に、パーソナルコーチを務めてくれるジェームス氏が居た。

白人。筋肉隆々という訳ではなく、ほどよく引き締まった体が格闘士っぽい。無駄な筋肉はかえって格闘戦の邪魔になるのだ。

 

「中国武術をやっていたから、クセがついちゃってますけど―」という断りを入れたうえで、さっそく開始。

筋トレとかからさせられるのかと思ったが、時間も限られているのでファイティングポーズから教えてもらった。

 

私は右利きなのだが、中国武術―劈掛拳のときは右手が前、の左手が後ろになる構え。

ボクシングでいうサウスポーである。その所作に慣れていたので、サウスポーで進めていただくことに。

劈掛拳では完全に半身を切っていたが、ムエタイではやや正面を向く。カカトの踏み込みを大事とする中国武術とは異なって、カカトはやや浮かすつま先立ちのステップ。

うーーーむ。早速相違点が多すぎて、慣れるのに苦労しそうだ。

 

ワン、ツー。ジャブ、ストレート。

劈掛拳のように、チョップ気味な打撃はダメなのだろうか。直線ばかりの攻撃に戸惑う。が、攻撃のリズムは中国武術の教室でも習ったので、我ながらリズミカルに打撃を繰り出せたと思う。

フックは頭を振って、重心をかけて…と習うが、劈掛拳的にはそんなことせんでも、ムチのように思い切り腕をしならせれば、威力が出せるのだが…今は従っとこう。

 

 

そして蹴り。ムエタイの華である。

ミドルキックは、重心を軸足に振りつつ、とにかく振り抜く。貫通させるイメージで脚をスイングしろ、ととにかく教えられた。

腰をグイッと入れて、体軸の回転力をしっかり伝えるのは、中国武術と一緒だな。ローキックも、その打点が低い版。

…まぁ、そもそもこの回し蹴りは、中国武術的にはあまり使わないのだが。

というのも、もちろん遠心力がかかるぶん破壊力は大きいのだが、どうしても構えている後ろ足を振り抜く動作上、急所たる体の正面が、完全に敵に向いてしまう瞬間があるから。

プラス、曲線の打撃となるから、それよりも早く突きなど直線的な打撃が当たってしまうから。

要は、回し蹴りの最中は懐に入られ一撃を喰らいやすい、ハイリスクな時間な訳である。

 

だから、正直不慣れではあるのだが。慣れてくると、ミットが良い音を立ててくれてけっこう気持ちいい。

気持ちいいのだが…。やはり、蹴りの方が得点を得やすいというムエタイだからなのだろうか。メチャクチャ、蹴りの練習をさせられる。スネが痛い…。

 

それから、まだ比較的とっつきやすい前蹴りを教わったりして、45分の練習が終了。

申し込むときは、短い気がして「90分にもできます?」なんて聞いたりもしたが…。ミット打ち45分は、かなり疲れるわ。

 

「次はヒジ打ちとヒザを教えるぜ、メイト!」

と告げられつつ、短いようで長いエクササイズを終える。

 

 

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「ふぅっ」

運動したあとの海は、キレイなもんである。

やはり中国武術とは、根本的に何から何まで違って。正直、私は今までのスタイルを崩したくはない。

武術というのはあれもこれもと取っ掴むと、結局器用貧乏になるばかりで、実を結ばない。脇を固める程度に、違うものを学ぶのはもちろんいいのだろうが…。

 

まぁ暫くは、ムエタイの流儀も学んでやろう。もしかしたら、その土俵で戦うのかもしれんのだから。敵を知るという意味で練習をするぐらいは、いいのではなかろうか。

 

~~

 

帰り。

時間が空いたので、家から少し南にある大きなリカーショップ『Dan Murphy’s』に寄ってみる。

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というのも、クリスマスも近いから、なんとなくクリスマスカクテルでも創作してみよう…ということでカシスを使おうと思ったのだが、ヤマゲンにはカシスがなかった。

「カシスのないバーなんて…」

と、パシフィックフェアやサーファーズの小ぶりなリカーショップを回ったのだが、ことごとくカシスが売っていない。

 

オーストラリアは、日本に比べて酒のPRが盛んで。バス停にある広告や、インスタグラムのPR、映画上映前のCMなどなど、とかくお酒の宣伝が多い。

それはいちバーテンダーとして嬉しいことなのだが…。いざ働いてみると、頼まれるのスタンダードといえば、大抵「マルガリータ」「マティーニ」「エスプレッソマティーニ」、たまに「カイピロスカ」やら「ポルノスター」「ライチマティーニ」といったマティーニの変化形…と、ほぼほぼそれらばかり。ギムレットやサイドカーはどこいった。

 

そんな状態だから、ヤマゲンにも日の目を見ないリキュールが数多く見受けられる。

日本ではポピュラーなリキュールであるカシスがない、というのも、おかしくはないのかも。

しかしその在庫があると調べをつけてやってきたのが、本店だ。

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うん、広大な空間である。楽しい。

 

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難なくカシス発見。馴染みのあるボルスのものがあればとっつきやすかったのだが、ないから『BARDINET』という未知のブランドのものを手に取る。

 

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ちょっとマイナーな、ペイチャウズビターズなんかもあっていいね。

 

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ウイスキーがいい感じに陳列されている。

オーストラリアの代表的ウイスキー・スターワードはもちろん、日本でも馴染みがあったスコッチウイスキー、アベラワーやシングルトンダフタウン、クライヌリッシュ、グレンモーレンジ…私の好きなグレンドロナックもある。やはり、こちらでは少しお高めだ。

その他、日本のサントリーやマルスなど、著名なブランドのボトルももちろん。

 

晩酌用に一本でも買っておきたいところだが、今はいいや。

なんだか、レジュメ配りで大量に酒を呑んだ反動か。最近めっぽう酔いやすい。

会員登録をして、27ドルでカシスリキュールを買って帰宅する。

 

 

 



 

 

シラーズと、隠し味の果汁を加えて…。

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うん、いい感じなんじゃないでしょーか。

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