風来記

侍モドキとバイクの放浪旅を綴ってます。

入城

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「ぐおおおおっ」

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本日、晴天なれど風強し。水飲み場の水も顔面に吹きつける始末だった。

 

先日、温泉で知り気になっていた古代蓮をひと目見たく、『古代蓮の里』へ向かったのだが。

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非常に閑散としていた。

 

それもそのはず。蓮の見ごろは6月中旬から8月上旬とのことで、売店などもやっているはずもなく。何しにここに来たの?と言われているぐらい人っ気もなかった。

 

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これが見たかったのだが。

公共施設建設のため造成工事を行っていたところ、地中深くに眠っていた蓮が自然発芽したことで発見されたという古代蓮。1390±65年前のものだそうだ。

ちなみにこの池、調整池の役割も果たしているらしい。そういえば駐車時、ニンジャ250に乗ってらっしゃる浄水場の方に声をかけられたなぁ。

 

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予想はしていたが、会館もコロナのせいで休館となっていた。

仕方がないので、そばにあった看板が教えてくれた『足袋蔵』とやらを見に、行田市街へ舵を切る。

 

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せわしい風に運ばれてきたのか、暗雲が立ち込めてくる。行田市街までは風と雨に打たれる路程となった。

 

 

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深い藍をたたえた水城公園を抜けると、やがてシャチホコが見えてきた。

そうそう、行田といえば、『忍城(おしじょう)』も見逃せない。昔、相模原のスナックで「桜の時期に行くとオススメ」と聞いて「行ってみます」と言って以来、結局来れてなかったのだ。この際立ち寄って約束を果たそう。

それにまぁ…。こんな格好をしているのだから、やはり城(跡)に入りたいじゃない? この旅初めての入城だっ。必要ないのに気合が入った。

 

 

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忍城は室町時代の15世紀後半、成田氏によって築かれたらしい。島状の微高地や自然堤防を巧みに利用した当城は、攻めにくい関東きっての名城だったとのことだ。映画『のぼうの城』の舞台ともなり、豊臣が唯一落とせなかったほどだそうだが、明治維新後の明治6年に取り壊されてしまったそう。

焼失、とかではなくて取り壊された、というのが珍しい。

 

さて。堀を渡る直前で犬連れの夫婦とすれ違って以来、誰とも会わなかったことから察していたが。

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やはり、15日まではどこもダメなようだ。

 

関東きって、難攻不落の名城に乗り込むのは、やはり私のような未熟者では荷が重いということか。

 

                                                                      ~続く~

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