風来記

侍モドキとバイクの放浪旅を綴ってます。

氷見へ

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「これっ。昨日話した押し寿司! 朝食にでもと思って…。あとお茶と、保存食! 食べて!」

「うおおおお~! ありがてぇっ!」

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昨晩一杯奢ってくれた兄さんに、今朝方も差し入れを頂いてしまった。

ちょうど食料を切らしていたところだったので、保存食はホント助かる。

言われたとおり押し寿司を食べ、贅沢に厚切りされた鱒に舌鼓を打ったところで出発する。

昨日GTO読んだから。『Driver’s High』なんて聴きながら、いつもよりアクセル開けめで海を目指す。

 

~~

三度目となる国道156を北上し、415へ接続すると海が見えてくる。

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天候が恵まれているからだろうか、その運の良さにしたって、富山の海はキレイすぎる。

 

 

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氷見、東方の玄関口には、雨晴(あめはらし)という場所がある。

その昔、源 義経が奥州へ落ち延びる道中、にわか雨が晴れるのをこの地の岩で待った…、というのが名の由来らしい。

 

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多分これがその岩。裏には『義経社』もある。

ゴミがあるように見えるが、ここはちょっとした海水浴場になっているため、客たちの荷物が置いてあるだけである。

 

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こんな感じで海水浴場。

一帯としては珍しい、遠浅の海岸。白砂に青松が佇むこの情景は、あの大伴家持や松尾芭蕉が歌を詠んだ舞台でもある。

 

 

そんな偉人達の浪漫に浸りながら、北上。氷見の道の駅に到着する。

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昨晩のお兄さんが言っていた通り、海鮮で有名な町のようである。

 

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そして昨晩のお兄さんはあまりオススメしていなかったが、見かけてしまったので富山名物(?)ブラックラーメンを食す。なんだか妙にしょっぱかった。スープまくれません。

 

 

さて、今日はこの辺に腰を落ち着ける予定だが、まだ日は高い。どうしよう。

地図を開く。

「…おっ? ここにも城址があるのか…。えっと…、あびじょう?」

しかも海に面している。珍しい。行ってみたい。

バイクであそこの交差点を曲がって…、うーんちょっと道が狭そうだな。

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徒歩で約30分…。

ダメだ、やめろ。この暑さだ。いくら余裕で歩ききれる距離とはいえ、辛いだろう。朝洗濯もしたばっかだ、汗は極力かきたくない。ああ、だが…!

「時間はある、のんびりいこう。」

 

                                          続く。

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